便もれでお悩みの方へ

便失禁は、500万人が悩んでいるといわれている病気です。
便失禁は治療ができます。新しい治療法がありますので、「年齢のせいだからなおらない」とあきらめずに、まずは外来診察で医師にご相談ください。

便失禁の新しい治療方法(仙骨神経刺激療法(SNM))のご案内

仙骨神経刺激療法(SNM)とは

・2014年4月から日本でも健康保険が適用されることになりました新しい治療方法です。

・埋め込み式の装置を用いて排便に関係する神経(仙骨神経)を持続的に刺激することにより便のもれを少なくすることができます。

仙骨神経刺激療法(SNM)の効果について

日本で行われた臨床試験で、治療開始後6か月で1週間に起きる便失禁の回数が

1. 約2割の患者さんで0回になりました。

2. 約8割の患者さんで治療前の半分以下に減少しました。

仙骨神経刺激療法(SNM)の特徴

  
1. 刺激装置を植え込む前に、試験刺激で効果を確かめられます。

2. 効果が認められない場合にはリードを抜いて、以前の状態に戻すことができます。

3. 刺激装置の植込み後は刺激の調整をご自身でコントロールできます。